
大麦の生産量が県内一のJAいしのまきは、6月18日、石巻市で本年産大麦の初検査を行いました。検査の結果、全てが一等、二等となり好調な滑り出しとなりました。麦の刈り取りは7月上旬まで続きます。
検査した大麦は、7日から収穫した「ホワイトファイバー」80㌧。結果は、1等が14.8㌧、2等が65㌧で、規格外は出なかった。水分や形質、容積重、空洞、硬質の5項目を検査した。
本年産は、出穂・登熟期の天候が不安定だったため、品質の低下が懸念されましたが、その後の状況で例年通りの出来になりました。
米穀課亀山宏道課長は「出穂登熟期の天候が不安定だったため、品質の低下が懸念されたが、その後の状況で例年通りの出来になっている。消費者の皆さんには麦茶や、押し麦などで味わっていただきたい」と話しました。
JA管内の大麦の作付面積は820㌶で43組織が生産している。出荷契約数量は大麦2264㌧で、小麦も含めた検査は8月上旬までに約20回を予定しています。