河北せり振興協議会は7月7日、石巻市河北総合支所で第7回通常総会・セリ栽培講習会を開きました。
県農業・園芸総合研究所野菜部の研究員らが、気候変動に対応したセリ栽培について説明。2023年から続く試験結果を踏まえ、セリの植付晩限や水位管理、ウイルス病について情報を提供しました。
同協議会事務局を務めるJAいしのまき河北営農センターの亀山千陽さんは、「河北せり」の地理的表示(GI)登録の内容について改めて説明しました。
総会には、18人が出席。24年度決算や25年度予算などを承認しました。
同協議会は、18年7月に設立。産地一体となって伝統的な栽培方法を守り「河北せり」の生産・供給体制の強化、需要拡大などを目指しています。