
JAいしのまきふれあいいちば菜花会は1月27日、農業情報センターで栄養成分に関する研修会を開きました。平成27年の食品表示法改正に伴い、3年後に義務化される食品表示の主な変更点のポイントや栄養成分表示の計算方法について学ぼうと開き、会員14人が参加しました。
株式会社COM消費生活創研のフードコーディネーター 伊藤豊子氏を講師に招きました。伊藤氏は、加工食品のレシピの書き方のポイントとして10項目を提示。①材料の欄にある食材が作り方に出てくるか、②写真に写っている食材がレシピに出ているか―などの基本事項に加え、「調味料は『適量』と書いてあるものが多いが、できる限り分量を具体的に記載すること」などと説明しました。
また、義務表示となる栄養成分5項目のうちの一つである、熱量(カロリー)の計算を実際に行い、会員が直売所で販売している加工品をもとに、成分表から該当食材を探して計算しました。
JAでは平成32年の義務化に向け、たんぱく質、脂質など残りの4項目の研修会や食品表示の変更点について学ぶ研修会を開き、直売部会員への周知を図っていきます。