
JAは7月23日、2025年度から栽培普及に乗り出しているオクラの出荷査定会を、東松島市のやもと青果物集出荷センターで開きました。
出荷は7月下旬から最盛期を迎えており、10月までに約4000ケース(1ケース2・0㌔)を目指します。
生産者ら約15人が参加。出荷規格や曲がり程度、箱詰め方法などについて確認しました。本年産は気温が高く順調に生育。鮮やかな緑色でみずみずしく、高品質の仕上がりになっています。
カネコ種苗の佐々木淳課長は「今後は暑さによる乾燥と病害虫に気を付けてほしい。虫は朝晩活動するので、防除を徹底しよう」と呼びかけめした。
25年度は生産者19人が63㌃で栽培。オクラは播種(はしゅ)から収穫までの作業工程が少なく、高温に強いうえ、安定した単価での販売が見込まれることから、本年度からJAが推奨。生産者は栽培講習会や播種機実演会、現地検討会を通じて、安定出荷に向けて品質の向上を図ってきました。