
JA管内の東松島市で、直播(ちょくは)による加工用タマネギの栽培が年々拡大しています。
同市の3法人で構成する東松島タマネギ部会は、2025年産は「ターザン」と「もみじ3号」の2品種を3・3㌶で栽培。26年産は2倍の6・6㌶、27年産は約10㌶の作付けを検討しており、新たな産地化を目指しています。
同部会の㈱ぱるファーム大曲は、JAの支援事業や県の補助事業を活用し、26年産から播種(はしゅ)機や収穫機などを導入。
同社の熱海修市常務は9月26日、導入した播種機を使い、畝がまっすぐになるよう慎重に播種作業を進めました。
熱海常務は「機械を導入したことで、タイミングを逃さず、作業を進められるようになった。25年産は雑草の管理に苦労したので、雑草対策を徹底し、品質の良いタマネギを出荷できるよう、しっかりと管理をしていきたい」と話します。