
東松島市上下堤地区で秋ソバの白い花が見頃を迎えています。花は10月下旬まで咲き、国道45号線や三陸自動車道から見ることができます。
今年は8月下旬の播種(はしゅ)後、天候に恵まれ、順調に生育。緑色の葉と白色の花が鮮やかに揺れています。
同地区で秋ソバを栽培する㈱つつみは、生産者9人が約14㌶で栽培。同社の浅野勝男代表は「花の下にだんだんと実が付いてきた。収穫が遅くなると香りが落ちてしまうので、時期を見極めて収穫したい」と話します。
刈り取りは11月中旬から始まり、収量は10㌃あたり25㌔を目指します。同社は6次産業化で、乾麺と生麺の販売にも力を入れ、地場産品づくりにも取り組んでいます。