
石巻市の河北せり振興協議会は11月10日、河北地区の圃場13カ所を巡回し、現地検討会を開きました。
9月、10月に植え付けた年末用の根セリの生育状況を確認。今年は昨年と比べてアブラムシや葉枯病などの被害は少なく順調に生育しています。一部の圃場で鳥獣の痕跡が見られたため、鳥獣被害防止対策なども共有しました。
講師に宮城県農業・園芸総合研究所の職員らを迎え、生産者や関係者17人が参加。
同協議会の高橋正夫会長は「生産者は鳥獣対策などを試行錯誤しながら栽培に励んでいる。収穫が本格化していく大切な時期なので、しっかり管理し、最盛期を迎えたい」と話しました。
本年度は生産者18人が3・2㌶で栽培。収穫は10月中旬から始まっており、12月下旬に出荷最盛期を迎えます。
セリは石巻地方の正月の雑煮に欠かせない食材で、2020年12月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録されています。













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