
JAいしのまきは農協法の改正や農業・農協改革についての理解を深めようと2月20日、石巻農業情報センターで営農・経済部のJA職員200人を対象に「農協改革をめぐる情勢について」をテーマとした研修会を開いきました。
JA宮城中央会の尾本満雄部長が、農業競争力強化プログラムについて講演。尾本部長は、生産資材価格の引き下げや販売体制強化、流通改革などの取り組みが農業競争力の強化につながると説明しました。また、農産物の輸出について「ほとんど輸出できていないのが現状。検疫等の非関税障壁をなくしていくことが輸出拡大につながる」と話しました。また、「JAグループとしても、全農における品質・価格に優れた肥料・農薬や農機の提供、需要に応じた流通・加工の取組による安定販売の拡大に重点的に取り組む」と説明しました。
参加者は「じっくり学べてよかった。農業情勢を把握し、地域農業の発展に寄与したい」と話しました。
JAでは、今後も、JA自己改革に向けた研修会を行っていきます。