JAいしのまきは3月12日、東松島市の石巻青果花き地方卸売市場で第10回JAいちごまつりを開きました。イチゴの直売や模擬せり、3品種食べ比べなど豊富なイベントを用意し、親子連れなど約3000人の来場者でにぎわいました。
開会に際し、JAの松川孝行組合長は「東日本大震災をも乗り越え10回目を開催できたのは、生産者の方々の努力や協力があったから。今後もJAの大イベントとして力を入れていきたい」と話しました。
毎年長い行列ができる産直イチゴの大特価販売では「とちおとめ」と「紅ほっぺ」、「もういっこ」を通常販売価格より安い、1500円(1箱4パック入り)で販売。来場者の列は途切れることなく続き、正午までに、前年度より1100パック多い、計6100パックを売り上げました。来場者は「おいしいイチゴが安く買えてうれしい。親戚に配ろうと思ってたくさん買った」と話しました。
JA管内のイチゴ3品種の食べ比べは、子どもたちから大好評で、人気投票では「とちおとめ」が断トツで1位となりました。また、いちごのお絵かきコンクールやお菓子まきなど、子ども向けのイベントも行いました。
この祭りは、県内2位の産地である管内のイチゴの知名度アップと消費拡大を目的に、イチゴの1番おいしい時期に毎年開いています。