
子どもたちが農業への理解を深めるきっかけにしようと、JAいしのまきは、石巻市、東松島市、女川町の43の小学校へ食農教育に関する教材本「農業とわたしたちのくらし」を寄贈しました。小学校5年生を対象とし、1881冊を配りました。
4月14日、JAの新田静志専務が石巻市の教育委員会に出向き「子どもたちに食・環境と農業への理解を深め、教材本を通し農業の大切さを感じてほしい」と話し、同委員会の境直彦教育長へ教材本を手渡しました。
境教育長は「毎年この事業を行って頂き感謝している。これをきっかけに教育現場の現状を踏まえつつ、農業への関心づくりをしていきたい」と話しました。
教材本は、JAバンク食農教育応援事業の一環として平成20年度から作成され、毎年全国の子どもたちに寄贈されています。
暮らしと農業の関わりや米ができるまで、これまでとこれからの農業についてなどが分かりやすいイラストと写真付きで紹介され、統合的に学習できる一冊になっています。