
農業と食の大切さを学んでもらおうと、JAいしのまき青年部石巻地区は5月29日、石巻市蛇田の圃場で毎年恒例の「へび田んぼ」を行い、石巻市立蛇田小学校の5年生123人に「みやこがねもち」の手植えを指導しました。
同地区の髙橋佳宏部長が「苗は3本くらい手に取り、間隔をよく見ながら植えましょう」と手本を示しながら指導。児童たちは裸足で圃場に入ると一斉に苗を植え始め「泥がひんやりして気持ちいい。もっと植えたい」と田植えを楽しみました。
髙橋部長は「楽しみながら作業してもらえてうれしい。作物ができるまでの過程をしっかり学んでほしい」と話しました。
この取り組みは、田植えから収穫までの体験を通して農業や食の大切さを知ってもらおうと、同地区が1999年から行っています。今後は、児童たちが栽培経過を観察。10月下旬に収穫し、もちつきをして味わう予定です。