
石巻市稲井地区園芸生産組合は5月31日、ソラマメの出荷査定会を同市水沼地区で開きました。組合員11人が参加し、出荷開始日や収穫適期、出荷規格を確認しました。
出荷は6月4日から始まりました。5月の少雨で乾燥が見られましたが、例年と比べて早めの出荷となり、目立った病害虫被害もなく品質は良好。栽培履歴簿に基づき、今後も追肥や農薬の管理を徹底していきます。
JA担当者は「適期収穫に努め、出荷規格に沿った選別を行い、品質の良いソラマメを出荷していきましょう」と呼び掛けました。
同組合では12人の生産者が「打越一寸」を計90㌃で栽培しています。昨年度は12.7㌧を出荷。今年度は目標出荷量13.5㌧を掲げています。
今後は出荷が終わり次第、来年に向けて土壌分析を行い、土づくりから管理を徹底していくことで、より良い品質のソラマメ栽培を目指します。