
JAいしのまきは平成27年度から、JAの経営の舵取りを担い、農業情勢の変化に順応できる「次世代リーダー」の人材育成に取り組んでいます。
農家や利用者の多様化するニーズに応え、これからの経営を担う人材として、2期目となる平成28年度は各部署から12人の職員を選抜。株式会社ビジネスコンサルタントの吉田貴久専務が提案するプログラムに基づき、昨年7月から、さまざまな研修や討議を重ねてきました。
6月9日に本店で研修報告会を開催。「人が集まるJAになる」と題し、職員が魅力ある人づくりや、やりがいのある職場づくりなど、これまでの取り組みを常勤役員らに報告しました。
次世代リーダーは、業務の中で、新たなことに積極的に取り組むなどの目標をもとに自らが行動し、その行動に対して各所属部署の職員が評価。これまでになかった積極的な情報共有や、意見交換を通じて職場活性化につながった事例もあり、課・部署を超えた組織変革にこれからも努めてほしいといった声が挙がりました。
JA営農部営農企画課の遠山和之課長補佐は「自らが意識を変え、周囲を巻き込んだ積極的な行動の実践を継続し『人が集まるJA』の実現に取り組みたい」と話しました。
JAでは今後も3期生として職員約10人を選抜し、継続して人材育成に力を入れていきます。