
JAいしのまき長葱部会は7月24日、夏ネギの安定した品質確保に向け、出荷査定会と現地検討会を開きました。
部会員36人が参加。JA青果物集出荷センターで行った出荷査定会では、長葱生産組合の検査長らが規格統一の徹底や出荷時の注意点を説明したほか、収穫後や出荷調整時に長時間直射日光にさらさないよう呼び掛けました。
その後、管内3カ所の圃場を巡回し、夏ネギの生育状態を確認しました。講師を務めた㈱サカタのタネ担当者の山形暖氏は「今年は6月の降水量が多く気温も低かったため、例年よりべと病・さび病の発生が多かった。現在は晴天が続き病害は抑えられているが、秋雨でぶり返す恐れもあるので、盆過ぎの薬剤散布を徹底してほしい」と話しました。
夏ネギの出荷は7月中旬から10月上旬まで。同部会では今年、59人が計24㌶で栽培。販売金額1億2000万円の達成を目指します。