
JAいしのまきやもといちご生産組合は8月7日、9月の定植に向けて育苗現地検討会を開きました。組合員と石巻農業改良普及センター職員合わせて8人が参加し、東松島市矢本地区などの圃場8カ所を巡回しました。
今年は目立った病害虫被害もなく、生育は順調。ハウス内の温度や湿度管理によって病害虫の発生を抑え、より良い苗づくりに力を入れています。また、炭疽病の発生がなく、定期的な防除の成果が見られました。
講師を務めた同センター職員は「この調子で病害虫防除の徹底と追肥管理を適切に行い、定植に向けて引き続き防除に力を入れてほしい」と指導しました。同組合の阿部良之組合長は「病害虫の防除や水管理に力を入れ、より良い苗づくりをしていきたい」と話しました。
同組合では今年、8人が「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を計2㌶で栽培し、目標出荷量を105㌧としています。
今後も現地検討会などを予定し、11月半ばの出荷開始に向けて栽培管理に力を入れていきます。