
JA宮城カントリーエレベーター協議会と全農みやぎは8月18日、平成29年度共乾施設オペレーター実務研修会をJA大谷地支店で開きました。オペレーターの育成と万全な荷受体制の構築を目的に、関係者ら38人が参加しました。
研修会では、県内CEの籾穀処理実態や保管環境点検について報告があり、軽量機メーカーごとに河北CE、とよまCEに分かれ、荷受計量・自主検設備の取り扱いを確認しました。
講師を務めたJAいしのまき営農部河北営農センターの須藤幸則センター長代理が、平成29年産の荷受に向けた保管管理や品質維持、生産者への清算に関わる水分測定、色彩選別機の用い方について講義。施設管理の現状を全員で共有し、業務効率の向上や作業ミスの防止に大きく貢献できる整理整頓・清掃の重要性について説明しました。
JAいしのまきのCEでは、作業員全員がトランシーバーとインカムを付けることで即座に全員が同じ情報を共有しており、人身事故の未然防止につながっている事例も紹介しました。
JAは今後、美化コンクールの実施や研修会などを通し、オペレーターの育成に力を入れていきます。