JAいしのまき女性部鳴瀬地区は8月29日、東松島市立鳴瀬桜華小学校裏の圃場約7㌃で、児童とソバの種まきをしました。地元特産のソバの栽培を一から体験し学んでもらおうと、5年前から取り組んでいます。
3年生43人が参加。同地区部員や地元生産者のアドバイスを受けながら、手いっぱいに握った種をぱらぱらとまきました。児童は「ソバの種ってこういうのなんだ」「どんなふうに大きくなるのか楽しみ」と話し、成長を心待ちにしていました。
同地区の石森さと子部長は「ソバは粉や乾麺でしか見たことのない子も多いと思う。体験を通じて、作物を育てることの大変さと喜びを知ってもらいたい」と話しました。
今後はソバの生育過程を観察し、10月下旬に収穫する予定。石臼を使ってそば粉にし、郷土料理「はっと汁」を作って味わいます。