JAいしのまきやもと蔬菜組合は10月3日、「仙台白菜」の現地検討会を開きました。管内で「仙台白菜」を栽培する生産者8人全員が参加し、大曲地区など8カ所を巡回。今年は種まき時期の8月が曇天で生育不良が心配されましたが、9月上旬の定植後は天候が安定し、生育は順調。参加者は作柄を確認しながら今後の栽培管理を検討した。
当日は㈱渡辺採種場担当者も同行し、それぞれの圃場(ほじょう)を観察しながら、今後の管理について「病害虫の発生が見受けられるため、早急に防除を行い、拡散を防止する。葉面散布で追肥もしてほしい」と呼び掛けました。
同組合の高橋啓太組合長は「天候不順を心配したが、順調に育ち安心した。おいしい白菜が期待できる」と話しました。
同組合では今年、8人が3㌶で栽培。11月中旬をピークに、10月下旬から12月上旬まで出荷します。