
JAいしのまきは10月12日、本店で平成29年産「JAいしのまき米」新米試食会を開きました。米の生産に携わった関係者と新米の出来栄えを確認するとともに地域の消費者に披露し、消費拡大につなげることが目的です。行政や産業関係者など37人を招き、この秋収穫した新米3品種を食べ比べ、豊かな香りとおいしさを存分に味わいました。
開会に際し、松川孝行組合長は「過去にない日照不足と低温が続いたことから登熟不足を心配したが、無事に収穫を迎え安心した。食味や出来栄えを話しながら、試食会を存分に楽しんでいただきたい」と話しました。
新米は、JAいしのまき産環境保全米の「ササニシキ」「ひとめぼれ」に加え、新品種の「だて正夢」の3品種を用意。「だて正夢」は、食味の良さともっちりした粘りが特長で、冷めたときの甘みや舌触りの良さも評価されています。副食として「熟成ものう味噌」で作った味噌汁や漬物など、全て地元産の食材を使った料理を振る舞いました。
3品種の米の色つや、香りや食感などを確かめながら食べ比べ、飲食店関係者は「どの品種もとてもおいしい。『だて正夢』がどのように活用できるか検討したい」と話しました。
平成29年産米「ササニシキ」「ひとめぼれ」の販売は、精米5㌔入は10月16日、玄米30㌔入は10月28日から開始し、JAの各営農センター資材店舗で購入できます。
今後、JAいしのまきでは、輸出米にも力を入れ、鹿又・蛇田・稲井地区を受益地として新設するカントリーエレベーターを拠点として安心安全な米を届けていく方針です。