JAいしのまき女性部は10月17日、JA本店で、公益社団法人石巻法人会が開いた防災料理教室に参加しました。平成23年の東日本大震災の経験を生かし、ガスや水が限られた中でもできるポリ袋を使った米の炊き方や、米粉を使った調理法を増やそうと13人が参加しました。
同法人と女性部員が交流を図り親睦を深めるため、2013年から毎年行っているもの。同法人会の千葉陽子事務局長が、防災ご飯として、厚手のポリエチレン製の袋を使い、少量の水と短い時間で米を炊ける調理法を紹介。ピラフなどにアレンジして調理することも可能で、今回は、刻んだシソの葉を入れて炊き込み、おにぎりにして味わいました。他にもJAのこめ粉を使い、ミキサーで手軽に調理できる小松菜のポタージュなど4品を調理しました。

千葉事務局長は、ご飯以外にも簡単な煮物などもできることを説明し「ポリ袋に入れる水の量を調節すれば、鍋を汚さずにおかゆとご飯の作り分けもできるので、ぜひ覚えてほしい。今後も親睦を深めながら活動を続けていきたい」と話しました。参加者は「作り方がすごく簡単でどれもおいしい。新しいレシピも覚えられて、交流も楽しめたのでよかった」と話しました。