JAいしのまきは11月29日、管内のJA農産物直売所4店舗を対象に「店舗ディスプレイコンテスト」を行いました。11月を直売所のディスプレイ強化月間に定め、各店舗では地域の特色を生かした、見て楽しめる飾り付けで商品をPRしてきました。どの店舗もレベルが高く審査が難航する中、JA農産物直売所やさいっ娘が最優秀賞に輝きました。
JAは、お客さまを引き寄せる店舗を目指そうとJA直売部会員を対象としたディスプレイ研修会を開くなど、興味が湧き商品を手に取りたくなるような売り場作りに力を入れてきました。コンテストは、部会員のモチベーション向上などを目的に昨年から取り組み、今回は「秋冬野菜の魅了を伝えよう」を統一テーマに、店舗ごとにコンセプトを設定して売り場を彩りました。アイ創造㈱の石井哲郎代表らが審査員を務めました。
最優秀賞のやさいっ娘は、「なべ祭り~そうだ!今夜は鍋にしよう♪~」をコンセプトに、さまざまな野菜を使ったおすすめの鍋料理を提案するPOPを掲示したほか、農の風景が思い浮かぶよう一昔前の農具を展示しました。
審査委員長の石井代表は「どの店舗もメインディスプレイは農家の道具を取り入れるなど工夫があり見ていて楽しかった。コンテスト期間だけではなく、1年を通して四季折々のディスプレイを実施してほしい」と講評しました。
同直売所の西村弘子さんは「他店舗を見る機会にもなり勉強になった。各店舗の工夫されたディスプレイを参考に、よりレベルの高い売り場作りをしたい」と話します。JAでは、店舗の活性化と、生産者らの売り場に対するモチベーション向上を目的に、来年以降もコンテストを実施する予定です。