
JAいしのまき女性部桃生地区は12月4日、石巻市立桃生小学校の3年生11人と、おにぎり作りを行いました。児童が今年7月に漬けた梅干しと、JAが用意した新米「ひとめぼれ」を使いました。体験を通して、地域食材への理解を深めようと同校が10年前から取り組む恒例行事。同地区で古くから栽培される梅を使い、郷土の食材である梅干しの作り方や栄養、種類などについて学んできました。
部員は「塩水をつけすぎるとおにぎりがぼろぼろ崩れるし、足りないと手にくっつくので、塩水の量を調整しましょう」とポイントを話しました。児童は炊き立てのごはんを直接手に乗せ、苦戦しながら形を整え、個性溢れるおにぎりに仕上げていました。
児童は「梅干しがずっと昔から食べられていてびっくりした。夏バテにも効いて、健康にいい食べ物なんだとわかった」と活動を振り返りました。