
いしのまき和牛改良推進組合は、3月9日、みやぎ総合家畜市場で平成29年度保留牛育成研修会を開きました。同組合と大崎和牛改良推進組合から出品した保留牛12頭の個体審査を行い、発育の違いや美点などを確認しました。飼養技術の斉一性を高め、保留体制の強化につなげることが目的です。関係機関や組合員50人が参加し、仙南和牛改良推進組合も視察に訪れました。
いしのまき和牛改良推進組合の総評では、発育の良さ、体積、体の線の強さなどの均称が取れていることが評価されました。今後の課題として、血統に由来する後肢の弱さの改善が挙げられました。
同組合の佐々木時夫組合長は「他地域との情報交換ができて有意義だった。地区の共進会に向け、組合一体となり保留体制の強化に力を入れて美点を伸ばしていきたい」と意気込みを語りました。