
JAいしのまきスリムねぎ部会は3月19日、JA桃生中央支店で、生産量向上と、高品質なスリムネギの出荷を目指し生産強化研修会を開きました。
株式会社生科研の川上智弘氏を講師に招き、土づくりについて学びました。川上氏は「良質な土づくりから収穫量向上につなげたい。土壌改良材で地力の高い土壌の保全をしてほしい」と話しました。また、土壌の養分保持や、急激な肥料の濃度変化から根を守るなどの役割を持つ腐植酸について説明し「施用する堆肥が未熟だと土壌病害の原因になる。圃場(ほじょう)の土壌バランスを乱さず効率的に資材を使ってほしい」と呼び掛けました。同部会は、部会員28人が計14㌶で「若殿」などを栽培しており1年を通して出荷し、出荷数量444㌧の達成を目指します。