
金融窓口で高齢男性が特殊詐欺被害に遭うのを防いだとして、JAいしのまき石巻支店の鈴木利男支店長と金融業務課の木村博一課長補佐が4月26日、感謝状を石巻警察署から受け取りました。
同署などによると、石巻市内在住の80代男性が4月12日、定期預金の解約に訪れ、鈴木支店長らが用途を尋ねると、男性は「孫が車代を友人から借りて300万円を返さなければいけないらしい」と説明しました。不審に思った鈴木支店長は木村課長補佐と相談し、詐欺の可能性があるとして同署に通報し、詐欺被害を未然に防ぎました。
鈴木支店長は「お客さまの財産を守ることができて良かった。今後もお客さまの話をよく聞き、確認作業を行っていきたい」と話しました。佐々木公署長は「2人の適切な判断と説得が被害を未然に防いだ。感謝するとともに、今後も同じケースの案件が発生するかもしれないので協力してほしい」と話しました。