
JAいしのまきは、5月11日、米の生育過程を学ぼうと、始めて「バケツ稲」に取り組む石巻市立住吉幼稚園の園児24人に種まきを指導しました。JA職員の指導で「ササニシキ」の種をまき「バケツの目盛りまで土をいっぱいに入れ、水を入れます。種をパラパラまいたら、土のお布団をかぶせます」と話すと、園児たちは興味深そうに耳を傾け、作業に熱中していました。他にも、写真を使って、田植えから精米になるまでの米ができる過程を説明しました。園児たちは「ここからどうやってお米になるのかな」と、初めての種まきを楽しみました。
同園の梶谷美智子園長は「いつも食べているお米の育ち方を知ることで、農家のみなさんのお仕事や食の大切さを学んでほしい」と話しました。
JAでは今後、定期的に同園に訪れて経過観察をするとともに、JA管内でバケツ稲に取り組む学校などの指導も行っていきます。育てた稲は10月頃に収穫する予定です。