
石巻市桃生町の鹿島茶園で5月20日から「桃生茶」の収穫が始まっています。
今年は、目立った病害や害虫被害もなく3月から4月頃の気温と、日照量が安定していたことから生育は順調。例年通りの収穫となりました。収穫作業は6月上旬まで続き、生葉で5000㌔を収穫する予定です。
同園代表の佐々木浩さんは「ペットボトルでも販売しているが、地元で育てた茶葉のうまみを、ぜひ急須で味わってほしい。お湯の温度や茶葉の状態で味が変化するのが楽しめるはず」と話しました。
昨年から石巻市、仙台市内などから日本茶のインストラクターを招き、茶葉の収穫を体験してもらうことで、宮城県の気候で育まれた日本最北限の「桃生茶」の栽培環境や品質、味について理解を深めてもらい、販売のPRに役立てています。
「桃生茶」は6月上旬ころから、JAいしのまきの直売所や石巻市桃生町物産交流協会で販売される予定です。問い合わせは石巻市桃生町物産交流協会(電0225-76-1898)まで。