農業への関心と食の大切さを学んでもらおうと、JAいしのまき青年部石巻地区は5月23日、石巻市蛇田の5㌃の圃場で毎年恒例の「へび田んぼ」への田植えを行い、石巻市立蛇田小学校の5年生141人に「みやこがねもち」の手植えを指導しました。
同地区の遠藤賢亮部長が「苗は3本くらいを手に取り、植えた場所同士が、手のひらひとつぶん開くくらいの間隔をとります。田んぼの空いているスペースが少なくなるように、よく見て植えましょう」と手本を示しながら指導。はだしで田植えを行った児童たちは「泥がひんやりして気持ちいい。もっと植えたい」「米づくりって大変すぎる!」と話しながら作業を楽しみました。

遠藤部長は「20年も続く毎年恒例の行事で、保護者の方も楽しみにしてくれている。稲作を通じて地元の農業について理解を深めてほしい」と話しました。
5月22日には、同地区の圃場(ほじょう)で、石巻市立向陽小学校の5年生71人に「みやこがねもち」の手植えを指導しました。今後は、児童たちが栽培経過を観察し10月下旬に収穫する予定です。