JAいしのまきは5月30日、東松島市大曲のブドウ園で果樹栽培講習会を開きました。JA直売所に商品を出荷する果樹農家など35人が参加。講師の宮城県農業・園芸総合研究所の庄子雅和技師はハウスでの栽培管理について指導し「最終着房数は1平方㍍に3房が目安。肥大や形の悪いものを摘房していく」と説明し、実演を交えながら、ジベレリン処理や新しい枝の管理も指導しました。JAは2015年から、苗木の購入を助成するなどさまざまな果樹栽培支援に取り組んでおり、ブドウを中心に果樹の作付け面積が年々増えています。また、栽培講習会を重ねるうちに、生産者の技術も向上し、一定の収穫量が確保できるようになっています。今後も、定期的な講習会で生産者をサポートするほか、秋にはJA直売所でブドウフェアを行うなど、販売拡大に取り組んでいきます。