JAいしのまき女性部は7月11日、本店で福岡県のJA糸島の女性部と交流会を開き、東日本大震災の経験や女性部活動について意見を交わしました。
交流会は2015年7月に続いて今回で2度目。1度目の訪問で、5年後に「復興や街づくりの進捗を見に来る」と話していましたが、JA糸島女性部員の被災地を支援したいという強い思いから3年で実現しました。災害などの非常時に、女性部としてできることは何かを話し合った。両部員合わせて110人が参加しました。
昼食には、JAいしのまき女性部が用意した、地元産のナスやキュウリなどの野菜を使った山形風だしをかけた麦とろ麺や、JAいしのまきの4つの直売所の自慢の味噌おにぎり、こめ粉を使ったブランマンジェでもてなしました。JA糸島の女性部員は「皆さんが手塩にかけて育てた野菜がたっぷりですごくおいしい。何気ない会話も楽しい刺激になって張りがでる」と笑顔で話しました。
ほかにも、東日本大震災が記録されたDVDを鑑賞。懇談では、JAいしのまきの部員の当時の体験談に涙する部員もいました。復興までの経緯や現状、女性部活動の取り組み報告を各地区が作成した資料をもとに話し合いました。
JA糸島女性部前原地区ブロック長の中園三知代さんは「復興までの過程を知り人間の底力を感じた。女性部活動について話すことで親睦を深めることもでき、楽しい時間が過ごせた」と話しました。
JAでは、今後も交流会を続けていきたい考えです。