JAいしのまき花卉部会は7月26日、東松島市赤井の石巻花卉園芸で菊の出荷査定会を開きました。お盆用の菊の出荷に向け、出荷規格と出荷時期の確認を行いました。
今年は猛暑が続き出荷の遅れが懸念されましたが、管内の菊の生育は順調で、目立った病害被害もなく品質も良好。
㈱石巻花卉園芸の担当者は「お盆やお彼岸などの需要ピークに応え、暑さで出荷に遅れが出ないよう作業を行っていただき、出荷全量を地元で販売したい」と話しました。

同部会では輪菊の「精興栄山」や「神馬」スプレー菊の「ラドストイエロー」などおよそ80種類を部会員32人が計40㌃で栽培しています。
同部会の佐藤勝彦部会長は「地元で生産した菊を、地元の販売店で多くの消費者に手にとってもらいたい」と話しました。
今後は9月中ごろまで出荷を行い、目標出荷量835700本の達成を目指します。