
JAいしのまき河北地区運営委員会は8月11日、JA北上支店敷地でお中元セールを開きました。JAの「くらしの活動」の一環。お盆の準備をしてもらおうと、切り花などの盆用品や、仙台黒毛和牛、地元農産物などを販売しました。
会場ではお盆用切り花を200束限定で販売。開始前から大勢の来場者が列を作る人気振りでした。また、牛肉や麦とろ麺などの無料振る舞いも好評で、来場者は休憩スペースで歓談を楽しみながら味わっていました。
近所に住んでいる来場者は「お盆用品を揃えられるので助かった。皆と顔を合わせることができるので楽しみにしている」と話しました。
北上地区は東日本大震災以降、地元商店の数も減り、買い物をする場が失われ、JAの資材店舗は営業を続けているものの、品ぞろえは限られるなど、住民は不便を強いられています。一方で震災復興や、同地区で防災集団移転地への移転も進み、新たな地域コミュニティが形成されつつあるなかで、同委員会は、新たな地域の活性化と地元産品のPRに貢献しようと、昨年からお盆と年末にセールを開いています。
三浦金二郎委員長は「毎回来場者が増えてきている。今後も地域の方が集まる場所、機会として継続して開催したい」と思いを語りました。