JAいしのまき青年部は2月24日、男の料理教室を石巻市中里のJA本店で開きました。作った料理を妻に振る舞うことで、日頃の感謝を伝えようと初めて企画したもの。JA管内の父と子が対象で、13家族25人が参加。部員が育てた野菜と米を使ってお弁当作りに挑戦しました。
講師には、石巻市鹿又でダイニングバーを開く熊谷紳一氏を招きました。東松島産ちぢみホウレン草のバター炒めと、石巻産長ネギを使った卵焼き、ハンバーグ、おにぎりの4品を作りました。
参加者は、慣れない料理に苦戦しながらも、父が子の手を取って包丁の持ち方を教えたり具材を焼いたりと、協力して調理していました。一家族1つずつお弁当を詰め、完成したお弁当は「ママへのお土産」として持ち帰りました。
作った料理はその場でも味わいました。青年部の活動紹介もあり、食育や清掃活動で地域の活性化に貢献していることをアピールしました。
参加した父は「子どもたちが楽しんでいて良かった。妻の大変さを実感した」と話し、子どもは「普段料理をしないお父さんが頑張っていたのをお母さんに教えてあげたい」と笑顔で話していました。
同部では、今後も同様のイベントを定期的に開催していくことにしています。