
平成28年産水稲用の種もみの温湯消毒が2月18日、JA温湯処理センターで始まりました。
この温湯消毒は、農薬を一切使わずに種もみを殺菌することで環境にやさしい安全・安心な米作りをしようと行っています。種もみを60度のお湯に10分間浸けた後、冷水に浸し、脱水するまでの一連の処理作業を連続的に行います。温湯処理をすることで、ばか苗病やもみ枯れ細菌病などの発生を防ぐ効果があります。
今年の温湯消毒は計315トンです。品種別には、ひとめぼれ213トン、ササニシキ65トン、まなむすめ22トンなど。1日の処理量は21トンで3月上旬まで稼働する予定です。処理した種もみは随時生産者のもとへ配送されます。