
いしのまき和牛改良推進組合は3月9日、JAいしのまき大谷地支店で2015年度保留牛育成研修会を開きました。同組合では来年の第11回全国和牛共進会宮城大会に向けて、いしのまき地域の畜産生産基盤の向上を目指し、保留体制のさらなる強化を進めています。今年度は約30頭の雌牛が保留され、その中でも優良な雌牛9頭を集合検査しました。
管内の繁殖農家40人が参加。保留牛の体高や体長など7項目を測定後、JA全農みやぎ畜産部の安部俊也監理役と千葉勝彦調査役が、胸深や資質など項目ごとに審査し、1頭ずつ評価しました
同組合の佐々木時夫組合長は「引き運動や、つなぎ運動を個人だけに任せず組織全体でサポートする体制を構築し、共進会で上位を目指す。そして、来年の宮城全共への弾みにしたい」と意気込みを語りました。