JAいしのまきやもと蔬菜組合は5月9日、JA矢本青果物集出荷センターで春レタスの出荷査定会を開きました。今年は、春先の天候が良かったことから生育は順調。ほぼ例年通りの4月22日から出荷が始まり、5月中旬に最盛期を迎える予定です。
組合員ら12人が参加し、出荷規格や収穫時、荷造り時の注意点などを確認。㈱石巻青果の比毛貴広課長代理は「主産地の茨城県産が終盤になり、品質の評価が高い管内産のレタスを求める声が高まっている。荷造り、調整作業を丁寧に行い、今後も良質なレタスを出荷してほしい」と話しました。また、リーフレタスなどは、オードブルに使われる機会が多いことから、葉先の変色など見た目にも気を配るよう説明しました。
同組合の遠藤淳一組合長は「最盛期で作業が忙しくなるが、厳選を徹底し、『やもとのレタス』の味を広めたい」と呼び掛けました。
今年は組合員31人が約4㌶で栽培。6月下旬まで出荷が続き、2万2000㌜を石巻青果や秋田市場などに出荷し、1650万円の販売を目指しています。