石巻市三輪田の上品山牧場で5月20日に牛の放牧が始まりました。

放牧面積30㌶、採草地14㌶を持ち、市内の畜産農家17戸から48頭の黒毛和種の繁殖牛を受け入れました。放牧期間は10月30日までの163日間を予定し、自然に恵まれた環境の中で過ごさせる事で受胎率の向上を狙います。入牧した繁殖牛は、採血、体重測定、予防接種などの検査後に青々とした草地へ放たれました。
同市河南地区の畜産農家、後藤圭一さんは「放牧で牛たちの健康増進と農家の負担軽減につながる。牛へのストレスがない環境で、怪我なくのびのび育ってほしい」と話しました。