石巻市神取の㈲アグリサービス髙勝、JAいしのまき女性部、石巻市農業委員会女性部は6月2日、同地区の田んぼで「第6回親子ふれあい田植え体験」を開き、同市などから訪れた親子約50人が参加しました。
同社の髙橋勝雄会長は「年々参加者が増え、非常にうれしい。昔ながらの田植えで泥に触れ、健康な体を作ろう」と呼び掛けました。
澄み渡る青空の中、子どもたちは一斉に田んぼに足を入れ「泥がひんやりして気持ちいい。いっぱい植えるぞー」と話し、全身泥だらけになりながら田植えに汗を流していました。

この活動は、JA女性部桃生地区部長と農業委員会女性部員を務め、同社の取締役でもある髙橋千代恵さんの「昔ながらの農業を子どもたちに伝えたい」という強い思いをきっかけに始めました。同地区を中心に地域営農を担う同社とJA、行政が連携することでより幅広い方に参加を呼び掛け、農業の魅力を伝えるとともに、伝統ある農作業、食文化を次世代につなげようと6年前から行っています。