
東松島市宮戸地区の奥松島果樹生産組合「いちじくの里」は7月22日、8月の収穫に向け、同地区で桃の販売会議を開きました。
会議では、現在の生育状況の報告や販売、出荷の説明、今後の出荷に向けて昨年の反省を踏まえた意見交換などが行われました。昨年の作柄は、高温の影響で糖度が高くなり甘みが出ました。今年は低温や日照不足の影響で1週間~10日程度遅れが出たが順調に生育しています。
桃づくりの知識・技術を教えてくれた福島県国見市の果樹農家「わくわくみちのく夢ファームグループ」代表の遠藤道男さんは6月に行われた袋掛けの際も同地区を訪れ、袋計2万個を同組合に提供しました。その他にも両者の間には様々な交流があります。
尾形善久組合長は「ブランド化には、1日たりとも気が抜けない。お客さんが美味しくないと感じれば、次回以降買ってもらえない。常に甘く、色の良い美味しい桃を届けたい」と話しました。
今後は、8月5日に出荷に向けた下見を行い、8月10日頃に収穫する予定です。