
イチゴの定植時期を確認するためJAいしのまきは9月9日、石巻農業情報センターで花芽分化検鏡を行いました。検鏡は8月30日から始まり、9月12日まで続き、検体325点の検査を行います。
イチゴの花芽検鏡は、顕微鏡を使い、花芽までの葉を一枚ずつめくっていきながら、花が出てくる出蕾(しゅらい)までの葉数と花芽の分化の進みを確認することで、定植時期を確認します。この日は、JA職員と石巻農業改良普及センターの職員ら3人が検査しました。今年は猛暑の影響で、茎や枝が多少長く軟らかくなったが、病害虫の発生は少なく、生育はおおむね順調。
JA管内では今年39人の生産者が「とちおとめ」「紅ほっぺ」などを栽培。栽培面積は13.8㌶で、目標出荷量を468㌧に掲げています。出荷時期は11月中旬から6月中旬までで、2月頃に最盛期を迎える予定です。今後は、花芽確認後、速やかに定植を行い、適期の病害虫防除及び作業管理に努め、充実した株を生育していきます。