JAいしのまきは10月3日、本店で2019年産「JAいしのまき米」新米試食会を開きました。米の生産に携わった関係者と新米の出来栄えを確認するとともに地域の消費者に披露し、消費拡大につなげることが目的。行政や産業関係者など55人を招き、この秋収穫した新米3品種を食べ比べ、豊かな香りとおいしさを存分に味わいました。
開会に際し、松川孝行組合長は「今年は7月に低温に見舞われ、その後の猛暑と生産者にとっては管理の難しい年となった。それでも肥培管理を徹底し、9月の収穫を無事迎えることができた。食味が良い仕上がりになった。存分に味わってほしい」と話しました。
新米は、JAいしのまき産環境保全米の「ササニシキ」・「ひとめぼれ」、「だて正夢」の3品種を用意。「だて正夢」は、食味の良さともっちりした粘りが特長で冷めたときの甘みや舌触りの良さも評価されています。副食として東松島産みそで作った味噌汁や漬物など、全て地元産の食材を使った料理を振る舞いました。
3品種の米の色つや、香りや食感などを確かめながら食べ比べ、出席者は「いしのまきの米はどれを食べてもとてもおいしい。食べ比べると味の違いがとてもよく分かり、それぞれに個性があって驚いている」と話しました。
JAいしのまきでは、集荷目標47万俵を目指し、中央カントリーエレベーターをはじめとする管内5基のCEを拠点として、安心安全な米を届けていく方針です。