JAいしのまきやもと蔬菜(そさい)組合は10月1日、令和元年産白菜現地検討会を開きました。生産者8人が参加し、矢本地区の圃場(ほじょう)8カ所を巡回しました。渡辺採種場の2人を講師に招き白菜の生育状況を確認し、同じ種類の農薬などを使用しても問題ないか、雨の降らない時の適切な管理方法などの質問を交え意見交換を行いました。9月上旬の定植後、天候に恵まれ気温も高く、台風等の影響も少なかったため、生育は順調。
同組合の遠藤淳一組合長は「今回の現地検討会を通して多くのことを学び、今後の参考にしてもらいたい。多くの人に味わってもらい、おいしいと言ってもらえるよう精一杯努力していきたい」と話しました。
「仙台白菜」は、東日本大震災からの復興シンボルにすることで、地域農業の活性化につなげようと8年前から栽培を始めました。白菜の作付けを行っている9人は伝統種199㌃、慣行種77㌃の計276㌃で栽培しています。10月下旬から収穫を始める予定です。