農業に触れ、食の大切さを学んでもらおうと10月17日、石巻市中里のすまーとキッズガーデンの園児ら19人が同園の畑で5月に植えたサツマイモの収穫を行いました。
事前に先生たちが野菜に関する絵本を読み、園児らは想像を膨らませていました。収穫が始まると園児らは先生と協力してツルを引っ張ったり、スコップで穴を掘り、たくさんのサツマイモを収穫しました。園児らは「一番大きいものを掘れた」「こっちにもあっちにもサツマイモがある」など笑顔で収穫を楽しみました。
同園の佐々木由美園長先生は「農業経験がない子が多いので、子どもたちにとって貴重な経験になった。自分たちで作り、収穫することで収穫の喜びを感じてほしい」と話しました。
昼食には収穫したサツマイモを使ったおにぎりと豚汁を食べて、収穫で疲れた体を癒しました。
同園では、園児たちが実際に農業を体験することで、食に興味を持ってもらおうと今年からサツマイモやキュウリなどを定植から収穫まで行っています。