JAいしのまきやもとほうれんそう生産組合は11月22日、JA矢本青果物集出荷センターでちぢみホウレンソウの出荷査定会を開き、生産者21人が参加しました。11月下旬から来年2月末までの出荷に向けて、現物査定をしながら出荷規格を確認しました。
査定会では、品質区分の違いや目安を自分たちの目で見て確認しました。ホウレンソウを選別・調整、袋に入れる際などのポイントや注意点を共有しました。
㈱石巻青果の三浦康孝氏は「若年層の消費が伸び悩んでいる。理由としては、泥汚れなどが挙げられ、きちんと泥などを落とし、より多くの人に手に取ってもらえるよう」出荷作業を徹底してほしいと呼び掛けました。
同組合の西村栄一組合長は「今年は台風の影響で数量は減ったが、手元にあるホウレンソウの品質管理を徹底し、食卓においしいホウレンソウを届けたい」と話しました。
今年度は組合員30人が8㌶で栽培。出荷数量は台風の影響で去年の半分となる35t(7000㌜)となる見込みです。