JAいしのまき女性部桃生地区は12月6日、石巻市立桃生小学校の3年生9人と、地元産の新米「ササニシキ」を使い、おにぎり作りを行いました。
これは、おにぎり作りを通して地域食材への理解を深めようと同校が10年以上取り組む恒例行事。おにぎりの具には梅干しと鮭、昆布の3種類を用意しました。梅干しは地元産の梅を児童が今年の7月に漬けたものを使いました。
部員は「力を入れすぎず優しく握るとふんわりとした食感でおいしくなるよ」とポイントを話しました。児童は部員から教わりながら、炊きたてのごはんに自分たちの漬けた梅干しなどを入れて、三角形や丸型に握りました。
女性部は児童に地元産の大豆を使ったみそで焼きおにぎりを振る舞い、自分たちが握ったおにぎりと一緒に味わいました。
児童は「3種類の具の中で一番梅干しがおいしかった」「家に帰って家族に作りたい」と満面の笑みを浮かべました。
同女性部の渡辺ひろ子氏は「石巻のおいしいお米をたくさん食べて、地元の食に興味を持つきっかけにしてもらいたい」と話しました
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