JAいしのまき青年部矢本地区、女性部矢本地区、笑菜会は12月8日、東松島市のJA直売所やもと四季菜館大塩店で「わんぱく探検あぐりスクール」の閉校式を開催しました。13家族42人が参加し、地元産のもち米「ミヤコガネモチ」で餅つき体験を行いました。
子どもたちは臼ときねを使った伝統的な餅つきの説明を受け、同青年部の菅原修一部長と一緒に力一杯餅つきを行いました。「ついていくと餅になっていくのが面白い」「きねが想像以上に重かったけど楽しかった」など満面の笑みで話しました。餅は同女性部が地元産のあずきと野菜であんこ餅とお雑煮にし、つきたての餅を心行くまで楽しみました。
また、JAや米について知ってもらうために大塩倉庫内を見学しました。子どもたちは天井まで積み重ねられた米袋を目を輝かせながら眺めました。JA職員は米に等級があること、1等米と3等米の違いなどを説明し、実物を比べて確認しました。
閉校式では、子どもたち一人一人に修了証書を手渡し、菅原部長は「体験を通じて、農や食について知り、理解を深めてもらいたい」と話しました。
同スクールは子どもたちへ食と農に関心を持ち、知識を深めてもらえるようJAが主催し東松島市などから後援を受け、市内の親子を対象に一坪の畑で作物栽培に取り組む「一坪農園」を中心に、年間を通してさまざまな食農教育活動を行っています。今後も継続して行う予定です。