JAいしのまきは12月18日、石巻市のJA大谷地支店で河北地区の組合員を対象に「野菜栽培講習会~農薬の使い方~」を開き、15人が参加しました。農薬の正しい使い方、注意点などを再確認し、病気や害虫対策に有効に役立てるのが目的です。
講師には、協友アグリ㈱仙台支店の綿引晃主任と日本曹達㈱の印南克久課長補佐の2人を招きました。
綿引主任はラベルの登録内容は1年で変わることが多いので、確認してから使用することを呼びかけ、「農薬を安全に正しく使用し、おいしい作物を作ってほしい」と話しました。
印南課長補佐は園芸作物に対する農薬の使い方について説明し、「殺虫剤は発生密度が低く、若齢期での防除が効果的。殺菌剤は特定の系統のものを連用せず、予防撒布を心がけよう」とそれぞれのポイントを解説しました。
JAでは今後も栽培講習会などの研修を通して、農家の生産所得向上を目指していきます。