「今日は暖かくていいねー」と、互いに声を掛け合い朝早くから賑わったのが、12月21日、JAいしのまき北上支店で第3回歳末感謝祭in北上を開きました。
9時の開店前から黒毛和牛に人気が集まり、値段も二千円代と安価であることから一人で5パック以上も買い求める人もいました。新米をはじめ野菜、購買品、生活用品などが並び、試食コーナーでは、JAオリジナルの焼肉のタレを使った牛肉や河北セリを入れた麦とろ麺で体を温めていました。休憩所も設けられ、家族連れや近所の友人たちと楽しく会話しながら師走のひと時を過ごしていました。訪れた人は「人が集まる機会がないので、感謝祭は続けていただきたい」とJAへの期待を話していました。
震災後、同地区では住民の移転や商店の閉店などで買い物をする機会が少なくなり、地域住民が集まる憩いの場も無くなってきています。そのような中、河北・北上地区をエリアとするJAの各部門が結集し、くらしの活動の一環として8月と12月に感謝祭として開いています。