JAいしのまきミニトマト部会河北北上支部は1月8日、JA大谷地支店で栽培講習会を開きました。部員9人が参加し、3月の定植に向けて、土づくりや土壌改良剤使用法などを学びました。
㈱水沢種苗店の本田和彦常務が、土壌診断結果の傾向から見える課題を解説し、植物活性剤や土壌改良剤を使用した事例を紹介。土づくりについて指導しました。また、センチュウなど土壌害虫と土壌病害についても説明し、根から侵入するセンチュウ類を退治し、その侵入口から土壌病害菌が侵入しないようにする方法を事例とともに紹介しました。「センチュウ捕食菌資材を活用することでセンチュウの数を減らすことができ、根や花の数が増え、収穫量の増量にもつなげることが可能。しっかり根のあたりに施用することが重要」と話しました。
石巻農業改良普及センターの鈴木香深技師が昨年のミニトマトで新規登録のとれた殺虫剤を活用した栽培方法について紹介しました。
佐藤良寿支部長は「今日の講習会でたくさんのことを学び、よりおいしいミニトマトを出荷したい」と話しました。
同部会は、13人が143㌃で栽培。定植は3月から順次始まり、出荷目標は30㌧を目指します。3月24日には現地検討会を行う予定です。