2020年産水稲用の種もみの温湯消毒が2月15日、JAいしのまき温湯処理センターで始まりました。
この温湯消毒は、農薬を一切使わずに種もみを殺菌することで環境にやさしい安心・安全な米作りの実施のためJAが2006年から種子の一括管理と供給を行っています。
処理は、種もみを60度のお湯に10分間浸けた後、冷水に浸け、脱水するまでの一連の処理作業を連続的に行います。温湯処理をすることで、ばか苗病やもみ枯れ細菌病などの発生を防ぐ効果があります。
今年の計画数量は計313㌧を予定しており、3月上旬まで稼働。消毒する品種は「ひとめぼれ」「ササニシキ」「つや姫」など13種類を予定。処理が終わった種もみは随時生産者のもとへ配送されます。